南アフリカ共和国で産声を上げたゲットー・クラブミュージック、クワイト (KWAITO) のシーンで活躍したペニー・ペニーの 1996年作が待望の復刻!
シカゴハウスや初期ダンスホール・レゲエにも通じるチープでいなたいハウス・ミュージックで 1994年作『Shaka Bundu』が大ヒット、近年は UK SOUND WAYによるコンピレーションのリードトラックとして12INCHカットされるなど、ますます評価を高めるペニー・ペニー。時代はアパルトヘイトが終わりを告げ、南アフリカが国として大きく変革しつつある激動期。前作のヒットにより身も心も休まることがなかったというペニー・ペニーだが、その『Shaka Bundu』を超える作品として制作された意欲的な作品が本作『Yogo Yogo』だ。時代を反映してか歌詞はより慎重かつ教訓的に、前作を貫いていた太いビートはそのままに、よりリズムの自由さを獲得した本作を彼の最高傑作とする人も多いだろう。ちなみにペニー・ペニーは現在も精力的に活動中。スターとして週6回テレビに出演、アボカド農場を設立し慈善基金を通じて食料を提供するのと並行してライブを行い、2021年にはヨーロッパ最大のフェスティバルに出演するのだとか。



1.Ibola Aids
2.Ingani
3.Amarumasi
4.Kulani Kulani
5.Dodomedzi
6.Hai Kamina
7.Yogo Yogo
8.Ti Samaboko
9.Ama Owners
10.Kulani Kulani (Remix)